網走湖

北海道の網走湖に行ってきました。宍道湖同様、塩分が薄い汽水の湖です。宍道湖同様、水草が異常繁茂していると以前読んだ報告書に書いてあったので期待していたのですが、全くありませんでした。案内した方によると、平成16年以降、消滅したそうです。代わ…

楽しい!ふるさと納税

ふるさと納税、いろいろ厳しくなってますが、それでも今年も楽しんでます。去年までは国産だと高いものとか、父の圧迫骨折予防に役立つものとか、つまり実用面から選んでいたのですが、6月から還元率が30%以上の返礼品が消えたので、面白いものか、これはこ…

首都直下地震による大停電

昨夜のNHKスペシャル「巨大都市 大停電 ~“ブラックアウト”にどう備えるか~」で、東京で直下型地震によりラックアウトが起こったらどうなるかを紹介していました。 http://tps://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586188/index.html 在住者目線の取り上…

朝食をとらないと太りやすくなる、は迷信

人類はもともと狩猟採集で生きてきました。そのライフスタイルを今も残すアフリカのHadzaの食生活を調べたところ、男性は朝食抜きで猟に出かけ、食べるとしても歩きながらベリー類をつまむか、キャンプで蜂蜜を食べるくらいだそうです。キャンプに残る女性も…

プラスチックがなかった頃

マイクロプラスチックが問題視される中、プラスチックを使わない生活に関する記事も増えて来ました。そういったスタイルを表す言葉は「ノープラ」「ノンプラ」「プラスチックフリー」「脱プラスチック」など現状では様々ですが、つい50年前、私が子供の頃は…

家庭菜園の醍醐味「完熟ゴーヤ」

今年の夏は長雨だったので、8月後半になってゴーヤがまともになりだし、先日ようやく、待望の完熟ゴーヤを収穫できました。完熟させるので、かなり大きくなります。下の写真はミニトマトと比べています。 ここまで熟すと苦みが全くないので、サラダがお勧め…

女子大学院生・ポスドクのための産総研所内紹介と在職助成研究者との懇談会

11月18・19日に、表記催しが産総研つくばセンターで行われます。 産総研:ダイバーシティ推進室 イベント案内 修士からポスドクまで、理工系(農・医も含む)の研究をされている女性なら、何かしら関係する部署があると思います。また学位未取得の修士の方で…

世界で最も美しい湾クラブ

「世界で最も美しい湾クラブ」の世界総会が10月に富山市で開催されます。日本では富山湾のほか、松島湾、駿河湾、宮津湾、九十九島が登録されています。フィリピンで現在登録されている湾はひとつだけですが、このブログでたびたび紹介したているミンダナオ…

筋トレ登山

先週末は猛暑はおさまったとは言え、マラソンの練習には根性がいりそうだったので、筋トレを兼ねて筑波山を登ってきました。自宅から車で40分にある無料駐車場に停め、そこから登山口までは徒歩20分、9時から登山開始。同じ道の往復はつまらないので、地形図…

Littoral Greening

「Littoral Greening: A Workshop to Understand the Drivers of Attached Filamentous Algal Bloomsin Pristine Lakes」がアメリカ・タホ湖沿岸で10月に開催されます。Litttoral Greeningとは、底生緑藻によって岸辺がおおわれてしまう現象で、日本では谷津…

十和田湖1700万年の歩み

5万分の1地質図幅「十和田湖」が完成しました。下記リンクに、過去1700万年にわたって十和田湖を形成してきた火山活動年表、各時代の火山噴出物が現在どこで見れるかを示した地図、十和田湖の歴史の分かりやすい解説が掲載されています。巻末にはちょっと難…

水草に関する日本の生態学者のアリガチな誤解

2019年7月13日付記事で「魚が多いのは人工湖岸で水草も生えない湖」であることを解説しました。実はScheffer M. and van Nes E.H. (2007) も「小さくて水草が多く魚が少ない湖か、大きくて水草が少なく魚が多い湖」の、どちらかの状態で安定すると、似た説を…

投信への出資は賢明か?

老後資金2000万円問題を契機に、資産運用への関心が高まっています。証券会社も銀行も貯金だけではダメと、投信を勧めます。この低金利の時代、貯金だとインフレに追いつかず実質損になりますよ、と。しかし投信はインフレにならなくても、損をするリスクが…

水草は基本的に繁殖力が強い

日本の川や湖といった水辺は、近年の水害を思うまでもなく、非常に撹乱が大きい環境です。こういった撹乱が大きいところに生える水草類は、短期間に成長・繁殖する、生態学の概念でr戦略をとる種類が多いです。NHK趣味の園芸でビオトープを取り上げた記事で…

ビオトープでアマガエルを育てよう

近所の田んぼから10尾強連れてきた赤ちゃんアマガエル、うち3尾が大きく育って、トウモロコシ畑で休んでいました。色が目立たないからでしょうか。 ここまで生き延びたものの、まだまだ危ない行動をします。昨日の夕方、クリ(8歳の柴犬)の散歩に出るときに…