柏の葉便り

お気の毒な人達

私が産総研(旧地質調査所)の職員だったころ、「あの人達がやってるのって、科学じゃないよね。」と同僚から酷評されていた教授が、柏キャンパスに複数いました。 あれから20年近く経った今、このキャンパスにはまだ、東大教授なんてその程度にしか思われて…

同僚との国際感覚のズレ

所属する専攻の会議で、秋入学の研究生のほとんどが中国人と紹介されました。へぇ、それはめだたいと感じたのは私だけのようでした。 もちろん学生に個人差はありますけれど、中国人研究生が多いことを問題と感じる教員は、金稼ぎ目的で就学ビザを獲得してい…

分析できないストレス

22年前に購入した安定同位体比質量分析計は、2015年に基盤が壊れて部品がなかなか入手できず、2017年にようやく修理できました。ところが今度は接続している元素分析計でリークが続き、まずいことにその元素分析計をずっと担当してきたA社がサービスをやめ、…

縁起のいい研究室

陸水研OBのA君から、母校の大学に講師として着任したと挨拶電話がありました。既に任期なしの講師になっているH君やT君に続き3人目。残るは任期付特任助教やってるK君が任期なし講師になれば、大学院出身者は100%、大学にポストを得ることになります。また…

予算申請結果

昨年同様、今年も基盤Bは落選しました。基盤B海外でバイカル湖の研究をやっているので難しいだろうとは思ってましたが、ちょっと残念。 宍道湖の水草対策を提案した河川基金は採択いただけました。もう水草は芽を出しているので、早速準備を始めなければ。 …

○ちゃんの近況

港湾空港技術研究所の技術情報誌「PARI」の最新号の裏表紙に、OBの○ちゃんの研究が掲載されています。水中の見えないものを可視化する、世界でも最先端の技術に携わっています。○ちゃんの写真もあります。全然変わってない! 「PARI」の最新号は下記のリンク…

研究室訪問第一号

陸水研進学希望者の今年度最初の方が来られました。予報だとひどい雨風になるとのことで心配していましたが、その学生さんが来られた頃にはもう晴れていてホッとしました。ちょっとウチでは無理そうなので、学びたい内容を詳しく聞いて、他の研究室をお勧め…

初志貫徹

陸水研OBのA君、修士受験の研究室訪問の際、「将来は母校の教員になりたい。」と言ってたのですが、知人の方から、初志貫徹して母校の講師の職に就いたとの情報を頂きました。 すごいなぁ! 私の夢はまだまだかないそうにありませんが、これを励みに頑張ろう…

とうとう「かまくら」出現

このブログ内を「雪だるま」で検索すると、大学院生しかいない柏キャンパスで、雪が積もる度に雪だるまが出現しているとの報告がでてきます。 1月22日の大雪でもやっぱり現れました。かつ、今年は雪だるまだけでなく「かまくら」まで出現。「何だかでっかい…

2017年印刷論文9本、本2冊

あっというまに今年も残りわずかとなりました。 2017年の目標は投稿19本としていて、印刷については目標を定めていませんでした。結果として印刷になったのは9本で昨年より1本減りましたが、本が2冊出ました。特に「沖縄の河川と湿地の底生動物」は沖縄県の…

研Q室のヨーグルト

とある委員会の後、ストレスからか無性に甘いものを食べたくなって、柏キャンパスの大学生協に寄り道。ここに来るのは10年で2度目ですが、前回見なかったヨーグルトを発見。へぇ、こんなもんが東大で開発されたのかとネットで調べてみたら、一般向けにも通販…

そうじゃなくって。。。

昨日、5月に行ったオムニバス講義「自然環境学概論」の受講者からの感想が届きました。所属する専攻教員が1回づつ講義し、受講者全員が毎回、数行の感想を提出します。 私は「空から見た川」という演題で、日本の川の地形的特徴から始め、そのために水資源…

祝!T君、科研費萌芽採択!

OBのT君から、萌芽枠で出していた科研費が採択されたとの連絡がありました。若手枠ではなく、研究歴や業績をはるかに積んだ教授などと同じ土俵への挑戦で採択されたのは、見事です。おめでとう! 内容は10年以上前に私が目指していた下記のような手法を、…

当たり!

日本ではマイクロプラスチック同様の深刻な問題になるかもと提案した科研費の萌芽が「採択された」と連絡がありました。ネオニコチノイド系殺虫剤が内水面漁業に影響を与えた可能性の検討と並んで、かなり斬新的なテーマです。陸水研がカバーする水環境問題…

K君、4月から他大学に出ます!

OBのK君から、他大学での学術研究員に内定したと連絡がありました。 2015年10月だったかに会社を辞めて学位取得に専念したいと相談があり、12月から陸水研に出戻り。その当時、所属する自然環境学専攻は私に学生指導させない、講義させないなどのオトナノイ…

G・K君結婚!

日本人の彼女とつきあうために、陸水研に修士で留学してきたG・K君。先日、関西の彼女の実家がある街で結婚式をあげたそうです。長丁場を制してのゴールイン、おめでとうございます!

東京大学新領域創成科学研究科における毒物・劇物の管理

しばらくご無沙汰していたネットフレンドから新年の挨拶がありました。こちらの近況として2016年10月14日記事に書いたこと+αを紹介しました。・所属する自然環境学専攻では、某教員が学生に対して深刻なハラスメントを行っただけでなく、毒劇物の管理・環境…

オンライン印刷2本

下記がオンライン印刷になりました。 Shinji Fujii, Masao Omura, Shogo Sugahara, Hiroshi Kamiya, Masumi Yamamuro(2017)Effect of Herbicides in Paddy Runoff on Seed Germination of Vallisneria asiatica and Ammannia multiflora. Aquatic Science an…

あけましておめでとうございます

みなさまとご家族がお元気で幸せに過ごせますように、何気ないからこそ最も大切な日々の生活が健やかでありますように。 何よりもそれを守る為に研究や委員会活動等に取り組もうと思います。 本年もよろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

2016年印刷論文は11本

2016年に投稿した筆頭・共著論文12本のうち現時点で7本が受理になり、一部は既に印刷にもなりました。2015年に投稿された論文も含め2016年に印刷になった論文について、10月20日記事に10本達成と書きましたが、加えて下記もオンライン印刷になったので、2016…

2年半ぶりの講義

自然環境学専攻の教室を使って、2年半ぶりに講義を行いました。水資源環境論。9月28日まで専攻によって学生さんがシラバスにアクセスできないようにされていたので、受講生ゼロかと思っていたら、4名も登録。うち2名は駒場キャンパスの学生さんです。水環…

印刷年間10本達成

2016年に印刷になった原著論文、あと2ヶ月残して既に10本になりました。うまくするとあと2本くらいが年内に印刷になりそうです。 2016年は3名分の修論が印刷になりました。まだ修論が投稿論文になってないよと待っている卒業生さん達、あと3年で全部投稿し…

崩れゆく東大

東大教授の論文に対して、またも不正疑惑が指摘された。告発者は賢明にも匿名で、かつ東大だけでなく、文科省、マスコミ、JSPSなど様々な分野に同じ文書を提出した。 http://static.ow.ly/docs/%E5%91%8A%E7%99%BA%E6%96%87%EF%BC%91_5cvq.pdf 告発者は匿名…

柏キャンパス一般公開2016

柏キャンパス一般公開2016が10月21日(金)〜22日(土) に開催されます。 今年は21日は出張で不在にします。もしOB・OG、もしくは陸水研進学希望者などで22日に面談希望がありましたら、20日までにメールなどで連絡ください。

申請レース

今年も科研費申請シーズン到来。3つ出そうと思っていたのですが、出版助成は早くも断念。残り二つのうち一つは1ヶ月前に思いついたテーマですが、我ながらこれはすごいと自画自賛。もうひとつは半年前から考えているのですが、自画自賛できるレベルにはまだ…

卒業生の近況2件

フィリピン大学で助教をやってるOBのH君から、近況報告メールが届きました。名誉教授が一部屋分けてくれることになって、今より広いスペースを確保できそうとのことでした。 続いて書かれていたのが娘さんのことで、彼が陸水研で学位研究に励んでいた頃は小…

学位論文提出

OBのK君、明日の締切を前に学位論文を書き上げたとのことです。お疲れ様でした。審査に通れば9月に学位を取得できる予定です。 修士卒業後に他の研究室で学位をとったA君のように、次はパーマネントの研究職に就くことが目標ですね。 陸水研はPDで在籍した人…

卒業生がNHKに出演

メールチェックしながらNHKガッテン「アンチエイジングの新常識 毛細血管ケアSP」を見ていたら、一瞬ですが、OBのM君が出演してました。念のため「今のM君でしょ?」とメールしたら、やっぱりでした。 M君の近況を見たい方は再放送をご覧ください。19日(火…

2016年の査読付き論文、10を超えました

しばらく集計を怠っていたら、いつのまにか10を超えていました。和文誌3本はまだ受理段階ですが、この時期に受理になっているので、たぶん2016年の論文になると思います。この他に受理されたらすぐにオンラインになる投稿中論文が3本くらいあるので、2016年…

学生さんからのお礼状

フィリピン・ミンダナオ島の私の知人の教授から頼まれていて卒論指導していた女子学生さん、みごと最優秀卒論賞を獲得し、希望していた環境保護部門に就職できたそうです。お礼メールが届きました。 彼女は海草のブルーカーボンを計算していたのですが、たま…