専攻ゼミ、動態ゼミに続き、今日は初の研究室ゼミでした。
総勢6名というこじんまりしたゼミって、かえって新鮮ですね(ホールの専攻ゼミは、ほとんんど学会発表ですね。会場によっては学会の方がもっとこじんまりしています)。
チャイムもないし、一人30分の持ち時間と余裕がありますから、M1のみなさんはこの機会に、先輩方のお仕事について遠慮無く尋ねましょう。おもしろそうだったらフィールドで実際にお手伝いして、現場感覚をつかんでください。
さて、ゼミでも指摘しましたが、発表スライドは、聞いてくれる人の立場になって作りましょう。まず、読ませるのではなく、一目で分かる図表・写真にします。聴衆はスライドの文章を読んでいると、あなたの声を聞いているようで聞いていません。シンプルな図は記憶に残りやすいので、たとえ文章でも、フローチャート(シミュレーションモデルのような、ごちゃごちゃしたのでなく)に変換してみましょう。「理科系の作文技術」に、わかりやすいスライド(パワーポイントの一画面に匹敵)についての説明があります。現在、M2のS君に貸し出していますので、その部分だけでも見たかったらS君まで。
同様に、投稿論文を書く時は、その図が印刷になったときにどれくらいの大きさに縮小されるかを考えて作りましょう。学会誌の横幅で大きさが決まります。その大きさに縮小して、読めるかどうか確認してから投稿するようにしましょう。