参考書6「理科系の作文技術」

「理系だったら文章下手でも良いというのは言い訳にならず、ヘミングウェイのような名文を書く必要はなくても(これはまた別のスキル)、研究者・エンジニアとしての文章作成スキル(テクニカルライティングのスキル)というのは必要なものだと痛感させられた一冊です。 」
アマゾンの書評の一部です。
現場を見ることは大切です。だからどうする?(アメリカで重視されるSo what?)を考えることも大切です。でもそれを伝えるには、印刷にしろインターネットにしろ、文章にする技術が必要です。

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

この本には口頭発表、上司へのレポート、原著論文に至る、理工系の人間すべてがどれかを経験する仕事文書の極意が書かれています。
でもそれは、文系の方にも通じることです。この本で引用されているのは、ウィンストン・チャーチルだったりしますから。
まだ研究室のみなさんには正式に諮っていませんが、当研究室ではM2で就職する方も最低1本の学術雑誌投稿をノルマにしようと思っています。その際には是非、この本を読んでください。