三専攻合同新人歓迎会

昨日5月15日、駒場の人文地理、本郷の地球惑星、柏の自然環境の3つの専攻合同の新人歓迎会が、上野のとある飲み屋さんで開かれました。
これらの3分野の大学院は、私が学生の頃は本郷の理学部地理学教室にあり、院生室も文系・理系を分けずに一緒に住んでいました。
ゼミも一緒なので、人文地理の先輩方には、私の発表で「PON」なんていきなり出てきて、さぞや困ったことでしょう(particulate organic nitrogen「懸濁態有機窒素」のことです)。下末吉とかデレ(皿状地)とか、地形学に関わる言葉は他の自然地理の発表でよく出てくるので、まだしも、だったでしょうけど。
学融合と最近はもてはやされますが、かつての地理学教室は、学融合が当たり前みたいな所でした。今はこうやってコンパで顔を合わせるとか、三専攻それぞれの先生方がお互いに講義に行かれるくらいですが、専攻を越えての歓談の盛り上がり具合に、その精神がしっかり引き継がれているように感じました。