ため池産レッドロブスター

6月2日にご紹介した宍塚大池でシードバンク用の泥を採ってきました。5月7日に宍塚大池でかつて生えていたシャジクモがシードバンクで茂っているのを見て、これなら除草剤の実験に使うシャジクモを大量培養できそうだと、埼玉大学の浅枝先生の研究室でトライしてみることになったものです。

池では今日も「宍塚の自然と歴史の会」の方が、外来魚の駆除のために仕掛けた網をあげに来られていて(毎日毎日、本当に頭が下がります)、ブルーギルなどと一緒にとれたアメリカザリガニを100尾以上いただきました。
正午にいただいたザリガニを漬け物用の大きな容器にいれて水道水をひたして泥抜き。19時に帰宅した頃は、さすが霞ヶ浦の水道水、塩素か有機塩素化合物でやられたのかおとなしくなっていて、大きめの鍋にうつして水道水をかけても、暴れる個体は皆無でした。料理はシンプルが一番という私のポリシーから、今回は魚のグリルで焼いたのと、ボイルの2通りの調理をしました。
アメリカでは食用にしているというアメリカザリガニ、確かにおいしい!こんないいかげんな泥抜きで、全然泥臭くなく、香りは淡水魚介類のそれではありませんでした。エビというよりロブスターの味や歯ごたえに近いです。

ボイル(左)は冷めてもおいしく、酢醤油や塩をつけていただきました。グリル(右)は、焼きたてに少し塩をつけて食べるのが最高においしかったです。殻をむくのが手間ではありますが、パーティー料理なんかだとかえって話が弾みそうです。
もっとも我が家ではあまりのおいしさに息子と私のバトルとなり、あっという間に100尾以上ものザリガニが消えてしまったのでした。。。