受験前にこれだけはしておきましょう

9時半から18時まで、30分の昼食を挟んでの面接。受験生も疲れたでしょうけど、これだけの長丁場だと、尋ねる側の教官もさすがに疲れました。
指導をお願いしたい教官に事前に相談をしていなかったが為に、進学後に希望する研究内容がそこではできないと、面接時になって判明した受験生もいました。
大学院大学である当専攻は、教科書など知識を教える教育ではなく、研究を遂行する能力を養う教育を行っています。従って、ここで進めた方がプラスになる研究と、他の大学で進めた方が施設・スタッフの専門性などから有利になる研究とが、当然あります。
ホームページや案内冊子、入試説明会などでだいたいの内容を知ったつもりでも、具体的な研究内容次第では、必要な装置が決定的に不足していることもあり得ます。
それ以前に、案内冊子に掲載されている教官が、実は来年は退官予定という場合もあり得ます。
出身研究室以外の研究室に進学を希望している学生さんは受験前に必ず、指導希望の先生とメールや電話で相談してみてください。一番いいのは、機会を見て直接相談することだと思います。