おおちがい

宍塚大池に行って来ました。昨日ご紹介した刈り取ったハスと、案内の看板の写真を撮ってきました。

とある外来生物は、池の中ではすごく用心深くて、餌をつかんだ時に少しでも糸を引くと、餌を放して巣穴に戻ってしまいます。ところが、同じこの外来生物なのに、ため池からの流出河川にいるものは、一度つかむと何があっても放さず、簡単に釣れました。池の中は水草が豊富で、それほど飢えていないのかも、とI君と話していました。
その水草の中でも、茎が堅いハスを食べようとしないのは納得ですが、こんな柔らかい、しかも浅いところにある水草も、見た感じ食べられた様子はありません。

この水草は、稀少種とされる「イヌタヌキモ」です。宍塚大池では「どこが稀少なの?」と言いたくなるほど、至る所で見られます。ということもまた、イヌタヌキモがとある外来種に食べられていない傍証になるのかもしれません。