脳脊髄液減少症で脳の一部がバカになってしまった私。7月に3度目の手術を受けたことに加え、最近は一気に寒くなってくれて水分の喪失が減ったことなどから、高次機能障害の一部が回復してきたような気がします。
でも英語は読み書きはできるようになったのに会話は全然回復しそうにないので、しばらく前からニンテンドーDS Liteで「TOEIC(R)TEST DS トレーニング 」に取り組んでいます。
TOEICの出題形式に沿っているので、リスニングは現実に近い速度の英語を聞くことができます。また「新TOEIC(R)テスト英単語・熟語マスタリー2000(旺文社)」も収録されていて、単語のディクテーションもできるのが重宝。
「通勤・通学の途中に、お昼休みなどの休憩時間に、手軽に効率よくスコアアップを目指します! 」のうたい文句通り、私は移動中にポケットにいれて、電車の中だけでなく、ホームで待っている間もお勉強。携帯電話1台半くらいの大きさ・重さなので、いつでもどこでも持ち歩けて、仕事と家事で忙殺される私にはうってつけです。
日頃は忙しくてテレビもほとんど見ていませんが、「ER」だけは必ず見ます。10月からのXIシリーズは、頑張って英語だけで聞いています。初めは全然分からなかったのですが、DSのおかげか、最近は、医学用語がない通常の会話は6〜7割くらい理解できるようになりました。
聞くだけだと話せないのでは？と思われるかもしれません。高校でアメリカに留学したとき、初めの3ヶ月は会話のテンポについていけず、全く話せませんでした。それで聞くことだけに徹していたのですが、3ヶ月が過ぎたある日、突然話せるようになって、以後は夢も英語になりました。このときに形成された英会話のシナプス結合（？）が、脳が縮んだときに鬱血などでダメージを受けたのだと思います。それで、あのときと同じように、聞きまくることから始めているわけです。ある日突然、英会話回路がオンなることを信じて。
