気分はようやくの春

もうすぐここに来て1年。昨日も書きましたように、前職の産業技術総合研究所で当たり前にできていたことが冗談のようにできなくて、自分で現地を調査し、分析の現場にいないと納得できない私には、登校拒否になりそうな環境でした。
今日になってようやく、明るい方向に話が動き始めました。専攻内でドライラボとウエットラボをどう整えるか、専攻で化学分析をどう位置づけるかを検討していただいた結果、水分析に係わる基本的な機器を整えられそうです。
まず、超純水製造装置をゲットできそうな雰囲気になってきました。次に、分光光度計、TOC,TN計、pH電極、EC電極、ガスマスなど、公共用水質測定で普通に使っている装置を揃えられそうです。そして炭素・窒素安定同位体比を測る質量分析装置も、電源工事を含む予算さえ獲得すれば、専攻内に設置させて
いただけることでご理解いただけました。
来年には研究室のホームページもきちんとしたものを作りたいと思っていますが、その中にはどういう装置でどういう研究ができそうかを、たくさん書けるようにと思います。