二重投稿

もし和文誌と国際誌に全く同じ内容を同じ時期に投稿する人がいたら?そしてそれが、ほぼ同時期に受理されたら?
それぞれの編集担当者や査読者は、どちらもまだ公になっていない状態でみるわけですから、それが二重投稿とは見破れません。
そして仮に両方受理された場合、その著者が国際誌のみ業績リストにあげていれば、その線から二重投稿がばれることはありません。
またISIなどの文献検索でも、和文誌が検索にかかるタイプの雑誌でなければ、この線からもばれることはないわけです。
最近は論文の数=業績との風潮が無きにしもあらずなので、国際誌に投稿してみたけれど、安全のため和文にも出しておこうと考える方が、絶対にでてこないとは言えないような気がします。。。


追伸:ということを考えつつ帰宅してテレビをつけたら「寝屋川市萱島駅のホ−ムを突き抜ける巨木」の映像に「え〜!」の合唱があがったところ。「高架工事の時に、切り倒さんと残してくれと、地元から強い要望がありまして。。」って、木ぃがあったら、フツーそ〜するもんちゃうの?と、クスノキが高架のホ−ムを突き抜け、屋根をも突き抜ける光景が「珍百景」に選ばれたことに、逆にビックリ。その高架工事は私が12歳の頃にあって、私には極く当たり前の光景だったものですから。「当たり前を疑え」をモットーにしていたつもりだったので、ちょっとショック。。。