春卒は多忙

修士2年3名のうち、就職を前に帰省していた2名が戻ってきました。二人とも勤務先は当面都内なので引っ越しはしないそうですが、2年間過ごした学生室の荷物の回収は一仕事になりそうです。
もう1名は山の情報が入りやすい所に引っ越した後、冬山を渡り歩いていたそうで、すっかり雪焼けして現れました。
修士論文の最終提出後は、専攻の多くのM2がそんな感じで不在だった為、追い出しコンパの類が集中して連チャン状態。
21日はまず陸水研のコンパを全メンバー8名で行いました。少人数なので落ち着いた雰囲気のフレンチレストランを予約し、3時間余り、会話とお料理を楽しみました。
22日は、私は欠席しましたが、地学系3研究室の追い出しコンパ。来週24日は本郷での終了式の後、在校生主催で専攻全体でのお別れパーティー、そして25日が修了生主催の謝恩会です。M2にとっては、これが最後の、専攻学生全員での共同作業になるわけですね。
私が学生の頃は、地理学教室の修士修了生は年に数名だったこともあり、行事というものはありませんでした。理学部1号館のどっかの教室で学部長から証書を受け取ったあとは、お昼休みに事務職員の方が用意してくれたジュースやサンドイッチの立食ランチでお祝い、午後には、即、D論に向けて仕事してました。
自然環境専攻は、かつての地理と同じ大講座制が1学年30名という規模で行われていて、先生方が学生さん達と試行錯誤してこられた積み重ねで、今のシステムが動いているようです。学生さん全員に何らかの係が割り当てられ、最後までこういう行事もあって忙しそうですが、そんなキャンパスライフを学生さん自身も楽しんでいるように見えます。研究環境もさることながら、当専攻への進学を検討する場合、こういった生活面についても入試説明会などで学生さんから聞いておくといいのかなと思います。