若手研究者

環境における窒素安定同位体比を専門にされている若手研究者のK先生から、陸水学研究室に研究面でご協力いただけることになりました。
K先生は研究以外にも幅広く関心をお持ちですが、研究面では最先端をフォローされていて、誰の何年の論文にどの方法が書いてあると諳んじられるのは、さすが若手と羨ましい限りでした。私だと、もし事故で脳がやられることがなかったとしても、今の年齢ではあそこまで細部は覚えていない気がします。
Dの学生さんがK先生のところで手法を教えていただくことになったのですが、学生さんにはとてもよい影響をいただけるのではないかと期待しています。
最近は教授、准教授それぞれに研究室を持ちますので、一つの研究室だけの構成員の年齢分布は教授か准教授より若いのはせいぜいポスドク、そしてD,Mになると思います。うちの専攻は大講座制をとっていますので、基幹の先生方が少なくとも演習を通じて専攻の全学生と接しています。そのメリットをいかし、基幹教員の年齢構成が若手からロートルまで長期的には分散するようになれば、学生さんにとってもいい影響がありそうだと思いました。