驚きました。これって情報操作すれすれではないでしょうか。
「環境ホルモン」でWikipediaで検索したら、これはデマだ、科学的には何ら立証されていない、みたいな調子の書き込みが延々続いていました。
しかし、同じ項目のまま、左側の「English」をクリックしてみてください。人間への様々な影響が報告されていると記載されています。
どちらが正しいのか、両者がどのような文献を引用しているかが、判断する上で役立つと思います。
ご参考までにトップの部分の日英対比です。
(日本版)
内分泌攪乱物質(ないぶんぴつかくらんぶっしつ、endocrine disruptors)は、環境中に存在する化学物質のうち、生体にホルモン様作用をおこしたり、逆にホルモン作用を阻害するものとされる。
「外因性内分泌攪乱化学物質」(がいいんせいないぶんぴつかくらんかがくぶっしつ)などとも呼ばれ、「攪」の字が難しいことから、「内分泌撹乱物質」や「内分泌かく乱物質」とも表記される。
日本では1998年5月に環境庁(当時)が発表した「環境ホルモン戦略計画 SPEED '98」にて、「内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質」67物質をリストしたことにより、強い不安感が高まり、一気にメディアに「環境ホルモン」の言葉が氾濫するようになった。
ただし、その後に検証実験事実が蓄積されるに従い、ほとんどの物質は哺乳動物に対する有意の作用を示さないことが一部に報告されている。その知見等を踏まえ、環境省は上記リストを取り下げた。現在では、リストは単に調査研究の対象物質であり、それらを環境ホルモン物質もしくは環境ホルモン疑惑物質などと言うことは根拠がなくなったとされている。
(English版)
Endocrine disruptors (sometimes also referred to as hormonally active agents)[1] are exogenous substances that act like hormones in the endocrine system and disrupt the physiologic function of endogenous hormones. Studies have linked endocrine disruptors to adverse biological effects in animals, giving rise to concerns that low-level exposure might cause similar effects in human beings.[2]