それぞれの夏休み

夏休みに入って3週間近く経ちました。修士の学生さん達は、1年生も2年生も、今が勝負!みたいな感じで頑張っています。

1年のKさんはシャジクモを使った水質浄化の研究について、仮説に基づいた培養実験の計画を検討するかたわら、筑波大学の湖沼調査に同行する準備をしています。現地で得られたサンプルの分析と培養実験、その他から、就活前にとりあえずの結果を出しておきたいところ。

同じく1年のH君とM君は、9月上旬に島根県での現地調査・実験を行う予定で、実験計画の検討中。ともに予備的な分析を学外で教えてもらっているところです。

2年のI君、今日こそ念願のブラックバスをゲットできた?できたらその日から大規模水槽を使った実験が始まります。就活前に安定同位体食物連鎖を解析したので、最悪これだけでも修論書けますが、これからどれだけ水槽実験の結果を得られるか楽しみ。

同じく2年のT君は、学外でかなり大変な分析をしているのですが、その腕前はこれまでその研究室に来た学生の中ではピカイチと言われます。ただし、でてきた結果の解釈で作業が止まっているようです。

こんな感じでそれぞれに成果が出てきているので、バス実験で水槽から離れられないI君以外は、7,8日にそれぞれ私の部屋に来ていただいて、中間報告をするよう指示しました。ハッと気付いたらとんでもない方向に行っていた、なんてことないように、指導教員としては時折進展状況をチェックして、方向に関して微修正など、必要なら行いたいところです。