実感できたかな?

10・11日と、筑波大学の調査に同行させてもらっていたM1のKさんが、早々に報告メールをくれました。
日光の湯ノ湖と菅沼ではシャジクモ類が生息していて、特に湯ノ湖ではシャジクモ帯を見ることができたそうです。
一方、切込湖・刈込湖では、シャジクモ類を確認することができなかったとか。
Kさんは埼玉では水田、茨城のため池では泥をおいてあるだけの容器、そして東大柏キャンパスでは人工水路と身近な環境にあるシャジクモを立て続けに紹介されたので、ひょっとしたらシャジクモなんて生えてくるのが当たり前みたいに感じていたかもしれません。今回の調査で、いないところは徹底的にいないことが、実感できたでしょうか。シャジクモ類はむしろ、どうしても見つからない湖の方が、ずっと多いのです。