世界遺産に降り注ぐ酸性雨

中国の西、偏西風が流れてきてぶち当たる九州最高峰の山。
屋久島は確かに、このキャンパス以上に、大陸からの酸性雨の影響を受けるのかもしれません。
明日からの屋久島河川地形調査の前に「屋久島AND川」でCiniiを検索したら、目から鱗の文献がでてきました。貫入した花崗岩が島の大部分を占め、土壌の交代が激しい屋久島。土壌というバッファーも少ないこの島に中国からの酸性雨が降り注いだら、いったい何が起こるのでしょう?
Tさん、さっそくの文献手配、ありがとうございました(と、陸水研に来ると、午前3時とかにいきなり指示メールが入っていたりします^^)。

永淵 修; 阿久根 卓; 吉村 和久; 久米 篤; 海老瀬 潜一; 手塚 賢至
屋久島西部渓流河川の水質形成に及ぼす酸性降下物の影響
環境学会誌 26(3),159-166
 
永淵 修; 柿本 大典; 海老瀬 潜一; 浮田 正夫
渓流河川水質への森林機能の影響
陸水學雜誌 63(1),11-19,
 
海老瀬 潜一; 永淵 修
屋久島渓流河川水質の流出特性と酸性雨影響
陸水學雜誌 63(1),1-10
 
海老瀬潜一
屋久島渓流河川の晴天時・洪水時水質への酸性雨の影響
環境科学会誌 9,377-391,1996

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追伸:ということで、明日からITはおろか、携帯もつながりにくい屋久島に行きます。ブログ更新、まったくできないかもしれません。