ご利用は計画的に

11月13日の中間審査が近づく中、学位論文の執筆に取り掛かったT君と電話で相談する声が、昨日あたりからどことなく明るい感じ。きっと、今まで混沌と積み上げてきたものが示す方向が、感じられるつつあるのでしょう。
ところで、これなら学位論文を書けるかもと思った数週間前に、その次に就職か海外のポスドクがなければ学振のポスドクかなとサイトを見て、唖然。今年の2月に、来年度のポスドク公募は締め切ってたのでした。それって、学位取得の1年以上前から、学位とったあと行き先がないことを前提に応募しとかなきゃダメってこと?
そんなに早く1年以上先のことを見越して募集するものなのかしらと、陸水学会で、今年度学位取得予定という学生さん数名に学振出したか聞いてみたら、みんなしっかり出していました。きっと指導教員から言われたのでしょうね。2月なんて大学に来て1年も経っていない私は思いつきもせず、T君には気の毒だったなと反省。
ということで、年度末の入試を受けて陸水研に進学しようと考えている学生さんは、その2年後にはもう学位取得のめどを立てて、学振に応募することを忘れないように。計画的に進めないとご利用できないシステムですから。