陸水研のドクター

今日(30日)の専攻会議でD4・T君について、11月13日の博士論文提出資格審査エントリーが確定しました。あと2週間で、博士論文の目次、要旨、主な図表ができていることが次のハードル。
そんな忙しいT君ですけど、M1のM君がイオンクロマトで島根県渓流水の主要イオンを分析始めて、何かあるたびに携帯で呼び出されています。同じセッティングは二度とはない環境サンプルですから、致命的にならないよう早めにヘルプを求めるようにと私もいい、T君もそう伝えているのですけど、T君にとっては本当に大変でしょうね。
少しは配慮すればいいのに私は私で、私の蔵書を今、誰が借り出しているか陸水研メンバーが分かるようにするにはどうしたらいい?とか、全然D論と関係ないことをT君に相談したりします。律儀なT君は早速HTMLを使った貸し出し簿を作ってくれて、めいめいが借りたときに書き込んで、それをネットでメンバーが確認できるシステムをたちまちのうちに作ってくれました。
陸水研のDはもうひとり、フィリピンから来ているH君がいます。彼は彼で、研究室メンバーが英語で困ったら彼の世話になっています。M2が修論を仕上げるときには、英文要旨のチェックは必ずH君のお仕事になります。
ということで、陸水研のDは、半ばスタッフのように研究室の支えになっています。


PS:光量や温度を制御できるインキュベーターが入りました。植物の培養実験など、いろいろ使えると思います。