ALPS

先週届いたLimnology and Oceanographyには、303ページと、片手で立ち読みするにはちょっと重すぎる特集号もついていました。表題は「Autonomous and Lagrangian Platforms and Snesors (ALPS)」
こういうさりげないふりをした略語を思いつく人がいる分野って、なかなか面白いことが多いです。
特集号は大会での特別セッションに関係した論文でまとめられることが多いのですが、今回はオープンにして投稿を呼びかけたところ、プラットフォームだけでもフロート(3種類)、グライダー、AUV、アザラシ(!)と実に様々で、対象も海だけでなく湖沼も入ってました。
興味深い論文が目白押しだったのですが、産総研時代には想像もつかなかった雑用ばかりの大学にいると全部は読めないので、これだけは読もうと選んだのが
Mapping the spatial variability of plankotn metabolism using nitrate and oxygen sensors on an automonous underwater vehicle.
私が産総研で展開したプロジェクトはAUVではなくROVだったのですが、そのROVを引き取れることになったので、将来的にはまたこの方面もやってみたいと思って。メカに強くて、博士まで行きたい学生さんが来られたら、是非ご一緒に!