2年目の年度末、新規行事

大学に移ってからあと1ヶ月少々で2年目になります。
陸水研では今年度新たに、これから年度末恒例にする行事が加わりました。学生さん達が経費の点から研究内容が制約されないように今年度はいくつかの団体から公募助成を受けていたのですが、それらの会計報告や成果報告書の作成がひとつ。そして今年のM1は来年もまだ経費が必要ですから、不足しそうなテーマの学生さんには公募中の助成事業への申請書を作ってもらいました。また大学のシステムに研究室メンバーの論文発表、口頭発表などを入力する作業もお願いしました。
私一人がやっていたら1週間以上はかかりそうだった作業が、メンバー全員で手分けして当たってもらったら、ほぼ半日で終わりました。申請書作成と約40ページの報告書作成を担当した学生さん達はさすがに半日では終わらず、まだ引きずっていたりしますが。
陸水研卒業者には、いろんな職場や地域でそれぞれにここで学んだことを生かして、水環境問題の解決を目指してくれればと思っています。その点からもプロジェクトを企画し、提案し、採択されたら執行して、内容の報告と会計報告という一連の作業は職場でも行うことですし、NPOを作って活動する場合にも役立つと思います。逆に誰かが何かをお膳立てするのを待っていては、今以上の環境の改善は難しいでしょう。
上記作業は教員がすることとの見解もあると思いますが、ここでは学生さんもプロジェクトリーダーだと思っていてほしくて、その一環としてこれからもプロジェクト関係の年度末作業は恒例行事にしようと思います。