科学のまちの卒業式

娘が小学校を卒業しました。つくば市立のその小学校には、上の子と合わせて11年間お世話になりました。
卒業式に出て、クラスが壁でわかれていない共通スペースに並んだパソコンやら、至るところに貼られている英語を初めとする各国語の表記など、今日で見納めなんだなぁと感慨深く眺めていました。
様々なことに意欲的に取り組んでいる小学校ですが、理数系の教育にも力をいれていて、5,6年棟の廊下には、平成二十年度特に努力すること
・コンピューターを上手に使って学習しましょう 
・算数の時間に、自分の考えをどんどん発表しましょう
・あいさつをきちんとしましょう
・危険なことを避けて、けがをしないようにしましょう
と貼ってありました。
私の大阪の出身小学校では、全国レベルの指定や表彰なんて在学中一度もありませんでしたが、この小学校では陸上で全国大会に行ったとか、ホームページ何とかコンテストで表彰されたとか、そう言えばつい先日も環境関係のクラブ活動が環境大臣賞を受賞したとか、毎年何らかのニュースが新聞の地方欄にでてました。
つくば市の公立小学校は学校によって特徴がかなり違うので、自宅購入の際はどの小学校の校区なのかも重要案件でした。それで土地を購入する前に学校訪問をしてお話をうかがったり、前年に運動会の様子を見に行ったりして検討しました。期待した方向に子供達を育てて下さった先生方には、本当にありがたく思っています。
卒業式では息子のとき同様、全員合唱(今年は「翼を下さい」)、在校生合唱(今年は「この星に生まれて」)、卒業生合唱(息子との時と同じ「旅立ちの日に」)と3曲。そして最後に校歌。作曲者は県小学校の教職員の方で(定年を迎える年に第7代校長として赴任、「歌う校長先生」と親しまれました)、歌詞もメロディもとても「つくば」らしくて素敵だと思っています。特につくばらしいと感じている3番をご紹介します。

科学のまちです まごころが
地球をやさしく つつみます
あなたもわたしも つくばの子
希望ゆたかに 励ましあって
かがやく未来を みんなでつくる
つくる 二の宮小学校