UNEP Chemicals

化学物質問題市民研究会のニュースレター「ピコ通信」127号に「2009 年3 月4〜5 日 バンコクUNEP アジア水銀保管プロジェクトワークショップ参加報告」との記事がありました。
大学に入った頃は将来はUNEP(国連環境計画)に勤めたいと思っていて、このブログでもご紹介しているOur Planetも毎号読んでいますが、UNEP Chemicalsという組織があったことは全く気づいていませんでした。また、先進国ではWorld Watchなど環境関係で国際的に活動しているNGOがありますが、日本のNGONPOはそこまで活動するには様々な制約が大きい。その中でこの研究会が海外の国際ワークショップに参加していること、心強く思いました。
UNEP Chemicalsのサイトを見ると、課題としてMercury/metasl programmeと、日本ではこのところほとんど取りざたされていない水銀がトップ扱いです。また農薬もについてもPesticides activitiesとして取り上げられています。
化学物質関係の日本の情報は、インターネットもかなり偏向しているのではないかと思います(例えば「環境ホルモン」をWikipediaで調べて、同じ内容を英語にして読んでみてください)。学生さんには英語の勉強も兼ねて、海外の環境関係のサイトも時々目を通すとよいと思います。