ハス帯と水質

午前中、手賀沼のハス帯に行ってきました。5年前くらいから急速に面積が拡大し、花はきれいだけれど水質や、他の生物にとっての功罪はどうなのかに関心が寄せられています。
今年は少し伸びるのが早いそうですが、この程度の状況だと、水がよどんでメタンがぶくぶくという、自宅近くの宍塚大池のような嫌気状態ではありませんでした。

岸近くの浅いところのハスは、深いところのより抽水葉が多くでていました。どうしてなんでしょう。。。
浅いところでは写真のコアラーで柱状堆積物をとりました。S大のA先生のアイディアをS君が工作して作ったというシリンジタイプのコアラーですが、砂まじりのこの場所で20cmくらいとれましたから、立派なものです。
この浅いところの堆積物は、わずかに硫化物臭がしました。M1のHさんが全硫化物を簡易測定しますが、他の地点と比べてどんな結果になるか楽しみです。