アボカド

今日4日は、指導しているフィリピンの留学生が母国の大学で教わっていた先生が来日されていたので、お食事にお招きしました。実はその先生は私もいただいた生態学琵琶湖賞受賞者、かつ海草の権威ということから、前々からの知り合いです。
デザートの果物を食べていたときに、その先生が沖縄のビニールハウスでドリアンを作っていて驚いたと話したことから、どの果物が好きかという話題に移りました。
「僕はバナナが一番、それも弟が農園で作っている、あそこでしかとれない品種。その次はアボカドかな」「アボカドって、私にとっては果物というより野菜なんですけど。」「やっぱり果物ですよ、先生。つぶしてコンデンスミルクをかけてシェイクのようにして食べるのがおいしい」「それもいいけど、つぶしたのに牛乳と砂糖をいれて混ぜてから冷蔵庫でシャーベットにするのもいい」「ええ〜!うちでは、わさびと醤油をつけておかずにしてますよ」「!!!」
同じ食材がいかに違う食べられ方をするかって、時に本当に驚きます。学生の頃、アジア文化会館を通じて留学生さんの保証人をしていたのですが、保証したマレーシアの中国系の学生さんを家に招待してカレーを出したら「日本には豆腐があるのに、何でカレーにいれないの?マレーシアではいれるけど」と言われました。今日のアボカドは私にとって、それに次ぐ仰天もの。