定例コンパ

昨日14日は新入生歓迎会を兼ねた研究室コンパでした。入学して3ヶ月以上経っていて今更という感じですが、4月は民間就職組が面接がいつ入るかという感じで予定が立たず、5月は連休やら入試説明会やら、そして公務員試験を受ける学生さんは6月末までコンパどころではないので、昨年度同様、夏学期終了前後の新歓となったものです。
せっかく(?)3ヶ月以上過ごしているので、M1にはそれぞれ、入学して驚いたことや、陸水ゼミの感想をスピーチしてもらいました。共通していたのは、教員の部屋と学生部屋が遠く離れていることへの違和感。私も赴任したときに同様に思いました。私が海洋研で学生やってたときは、教授室は実験室の奥にあって、指導教員とは毎日顔を合わせて「バカだね、あなた」と指摘される日々でしたから。そうそう、教員の部屋って、実験室からも遠くて困ります。他の専攻は教授室と実験室、学生部屋がつながっているところもありますし、実験室を運営する教員がいながら何でこんな構造にしたのか、理解に苦しみます。
M1からはまた、先輩と話す機会が少ないとの感想がありました。一方で、今年度のM1は1室に集まっていて、M1部屋はまるで彼らの家みたいな感じです。あのM1部屋に入るのって、一軒家に土足であがるような気がして憚れるところがあるのですよ。。。
次にM2の先輩も感想聞かせてください!ということになったのですが、彼らに共通していたのは実験室のお粗末さ。今年度からようやく整備に着手できて「だいぶ片付いてきました」と言ってもらえたのですが、今まであんな実験室だったこと自体が、実験系には理解しがたいところです。学生さんもそれは感じていたということですね。
この日の感想ではないのですが、専攻全員参加の専攻ゼミについては、M2の一人は「専門が異なる人でも、わかりやすく話す人は本当にわかるように話してくれる。そういう発表を心がけることは、社会にでたときにとても役立つと思う」と話していました。またM1の一人からは「東大というのに、あまりに設備が無いのに驚いた。何で工作室くらい無いの?」と言われました。本当にうちの専攻、「自然環境学」という割に何もないです。特に水環境にとっては外に協力いただけないと、とてもやっていけない。海洋研が柏に移転したら、工作室で作業させていただけるかしら?
そうそう、陸水ゼミについては「とても面白い」「だらだらしていないのがよい」と好評でした。だってみんなの貴重な時間ですもの。定刻スタート、集中して内容の濃いプレゼンとディスカッションで冬学期もおおいに盛り上がりましょうね。