中1理科自由研究

娘が通う公立中学では、理科の夏休みの宿題として「自由研究」か「発明工夫」が必須なんだそうです。私に似て不器用な娘に発明工夫は荷が重そう。では自由研究はというと

提出物:主論文、野帳、標本資料、掲示

なんか、うちの専攻の修士論文より要求多くないです?

テーマについては、
「理科自由研究はテーマが命です」と大きなフォントを太字にし、さらに二重線の四角で囲むという強調ぶり。ではどうやって決めるかについて
・自分の身の回りから
・本や参考書から
・飼育、採集、栽培などを通して
・理科の学習内容から
・先生の助言から
親の助言はダメなんでしょうか。。。^^;

決まったテーマについてどのように研究を進めるかについては
(1)予想を立てよう:この研究をしたらどんな結果が得られるのか予想を立てよう
(2)方法を考えよう:どんな方法で研究するのがよいのか、研究方法を考えよう
(3)予定を立てよう:いつまでに、どのような実験や観察をして、いつまでに研究結果をまとめたらよいのか、研究開始から完成までの予定表を作ろう
(4)準備をしよう:どんな材料、器具、薬品などを使ったらよいのか、理科の本を読んで調べたり、先生に相談したりしよう
(5)研究をしよう:研究の記録は、必ず「野帳」に残そう。文章だけに頼るのではなく、研究の結果がよくわかるように、写真、スケッチ、図、表、グラフなどを利用することも大切です。また、研究中の疑問点も記録しておこう。これが次の研究ステップになります。

指導無しで上記をやってくれる中学生が、長じて陸水研に来てくれたら楽だろうなぁ。

プリントにはさらに「研究のまとめ方」もあって、これまた私が常日頃言っていることと同じだったりするのですが、省略。

いったいどんな研究をしているのか、「研究テーマの例」から抜粋
・湯むきの科学〜トマトの皮はなぜ湯むきできるのか?
・水質変化の原因と金魚の行動に与える影響を探る
・縁の下の力持ちに挑戦!〜スルっと草を抜く方法
・海水の二酸化炭素の吸収について
・納豆の発酵に及ぼす「音」の影響
・ニホンイシガメの行動パターン
・寄生〜二次寄生の発生条件

これってやっぱり、つくばの親御さんの助言入ってない?