脳脊髄液減少症 症状緩和対策(2)

大谷先生、またの名を「ドクターアミノ」。お名前の通り、アミノ酸の効果について多方面から検討されています。新年会では「悪酔いを防ぎますよ」と「乾杯」という名称のアミノサプリを紹介しておられました。
「先生、アミノ酸って、脳脊髄液減少症に効く可能性ありませんか」と自分の後遺症について簡単に紹介し、「ということで、どうも結合組織に異常があって、なかなか元に戻らないんじゃないかと思うんです。アミノ酸によって結合組織がしっかりして、孔がよりふさがって、回復する可能性はないでしょうか」
「可能性がないわけではないと思います。それにアミノ酸を飲むと疲れにくくなるので、症状緩和という効果も期待できます」ということで、とりあえずアミノ酸 3000mgを毎晩摂取する服用実験を始めることにしました。服用期間は2009年2月26日から6月10日です。
その結果、疲れが少しましになったのか、気分が上向きになったのか、服用後3日目くらいから何となく走りたい気分になりました。たとえば服用前の25日間では1回だけ5km走っただけでしたが、服用期間の約100日のうち39日、計191km走っていました。ちょうど実験終了の頃に10日間くらいの海外出張が入ってしまいそのまま服用をやめましたが、体調は比較的良好のまま、6月の総ジョギング距離は9ヶ月ぶりに100kmを超えました。
また、体調を崩す前だった昨年の同時期と比べて、あまり運動していない割には筋肉がついた気がしました。タニタの家庭用体脂肪計の数値で比べる限り昨年と筋肉量はそれほど変わっていないのですが、運動量としては昨年の同時期は295km走っているのに今年は191km。少ない運動量で同じくらい筋肉が残っているということは、アミノ酸効果かもしれません。
などなどを服用試験結果として大谷先生にメールしたところ、
アミノ酸摂取者は患者さんも含めて、気持ち的に明るくなる場合が多い。1日2袋を1ケ月継続して様子を見てはどうか。」とのお返事とともに、一度、相談にいらっしゃいとありました。
(続く)