やれやれ終わった

昨日のTOEFL-ITPと専門記述試験、本日の面接で、今年度の大学院入試夏の陣が一応終わりました。あとは判定のみ。
入試って、受験する学生さんも大変でしょうけど、実施する方はある意味もっと大変!特に今回は新領域の大部分が一斉入試という初の試みで、交通機関ど〜しよう?から始まり、これだけ一斉に集めたところにインフルエンザが流行りだして、受験生が発症した場合、監督者が発症した場合など、いろんなケースを想定してのやりとりが前日の夜中まで続いたりとか。
大変なエネルギー使っている割には、本当に各研究室にベストフィットの学生さんを選べるシステムかというと、どうなんでしょうね。
高校でアメリカに1年間ホームステイしたときは、ホストファザーがMITの教授だったんですけど、入試にこんなエネルギー費やす事なんてさらさらなかったです。ホストブラザーもMITに入学したのですけど、学部入試でさえ、大切なのは面接。ましてや大学院は面接がすべてという感じでした。それもある日一斉に、という感じではなかった気がします。
東大が世界をリードする大学を目指すのでしたら、入試についても、世界のトップクラスの大学ではどうしているか調べて、そのメリットデメリットを考えてはどうかと思います。入試って、私が共通一次を初めて受けた世代なんですけど、これだけグローバル化とか世界標準とか言っている割には、いまだに科挙みたい!と思わないでもないです。