越境大気に関するシンポジウム

知人から越境大気に関するシンポウム情報をいただきました。最近はこの話題のシンポジウムが少なくないのですが、「微生物の風成移動が地球規模で起きている可能性』って、ちょっと珍し切り口かな?と思いました。この分野ではそうでもないのかもしれませんけど。

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第3回 環日本海域環境シンポジウム 地球環境地域学の創成をめざして
日時:2009年10月28(水)-29日(木)
場所:石川四高記念文化交流館(金沢市内 香林坊
http://www.pref.ishikawa.jp/shiko-kinbun/access.html

プログラム:
セッション1 偏西風帯における黄砂・バイオエアロゾル
10月28日 10:00-15:00
(司会:柿川真紀子 金沢大学)
「黄砂バイオエアロゾル学の展望」 岩坂泰信(金沢大学)
「黄砂の健康問題と今後の課題」 市瀬孝道(大分県立看護科学大学
「黄砂現象にともなう細菌の長距離移動」 那須正夫(大阪大学
「DNA 鑑定による黄砂付着病原菌の同定について」 真木太一(筑波大学
「黄砂バイオエアロゾルの沈着地域における直接採集・同定および植物生態系影響調査」小林史尚(金沢大学)
「微生物の風成移動が地球規模で起きている可能性」 長沼毅(広島大学

セッション2 環日本海域・北東アジアの環境研究
10月28日 15:30-17:00
(司会:松木篤 金沢大学)
立山・室堂平におけるエアロゾル粒子体積濃度の年々変化」 長田和雄(名古屋大学
「ダスト発生頻度、ダスト発生臨界風速の変化から見た大気・地表面の環境変動」 黒崎泰典(鳥取大学
「中国・日本海域の短波放射量変動の要因解析」 河本和明(長崎大学

10月29日 09:30-12:30
(司会:唐寧 金沢大学)
「地質由来の安定同位体を用いたアジア大陸起源物質の環日本海生態系影響」中野教夫(地球球環境学研究所)
「環日本海域・東アジアにおけるPOPs越境汚染」 森田昌敏(愛媛大学
「東アジアにおける多環芳香族炭化水素類の発生と長距離輸送」 早川和一(金沢大学)
「黄砂表面における有害有機化学物質の非意図的生成と越境輸送の可能性」 亀田貴之(金沢大学)

セッション3 地の利が生む革新的教育研究:能登の可能性
(司会:岩坂泰信 金沢大学)
「中部山岳地域をキャンパスとする信州大学における山岳科学研究」 鈴木啓助(信州大学
「極地研究のプラットホーム」 神田啓史(国立極地研究所

なお、10月28日18:00-20:00には金沢市内にて懇親会も予定しております。
会費:お一人様5000円
会場は当日ご案内いたします。
ご参加いただける方は事前に下記までご一報いただけますと幸いに存じます。
洪天祥 hcs103@staff.kanazawa-u.ac.jp