今年度から学術会議の特任連携会員になっていて、乃木坂にある学術会議ビルに何度か足を運んでいます。10数年前、交通事故にあう前にもLOICZ関係で何度か行って、まあこんなもんかなという印象でした。その後、ロシアの科学アカデミーに行ったら、堂々とした建物のの中にはには素敵な彫刻が並び、ゆったり食事できる食堂もあって、さすがという感じでした。反して日本の学術会議ビルは、アカデミズムを統括する場としてもう少し何とかすればいいのにと思いました。
昨日は忙しくて大学で昼食をとれず、15時からの会議に14時半過ぎに乃木坂についたので、どこか売店でスナックでも買ってと、地下鉄の売店を探しました。もしかしたらホームの中央にはあったのかもしれませんが、学術会議ビルに近い出口にはなし。
しかたないので、学術会議ビルの自販機で飲み物でも買おうとしたら、お札は1000円まででスイカが使えないタイプ。1階にいるのは守衛さんが一人だけで、どこかで両替できないか尋ねても「さあ。。。」というだけ。
学術会議での会合ですから、学会の会議と違って、複数の学会からの参加があります。時間に縛られる会議の前後に、例えば食事くらいその場でできれば、異分野の方々との交流を促進する効果があるでしょう。学術会議ビルは現在外装を工事していますが、いつ行っても自販機と椅子が並ぶだけの寒々としたフロアも、そういう観点から変えてもらいたいと思いました。