出張がこわい。。

ただ今のぞみで移動中。何が恐いって、このスピードで何かあったら、シートベルトもないし、どうなるか、て。いつだったかドイツの特急が脱線だったか衝突事故を起こしたときに、かなりひどい状況になってて、これが新幹線で起こったらどうなるんだろう、と。
先頭車両に乗っていたらまず助からない。でも移動中には一番前か一番後ろの電源がある席で仕事してたい。ならば早めに指定席でそういう席を予約すればいいのですが、いつも後手後手に回って、結局今日も先頭車両の先頭席にいます。ああ、何も起こりませんように。
飛行機で移動するときは、落ちないようにという以前に、羽田にたどりつくまでが恐い。モノレールがトンネルに入っていくとき、これで高潮が来たら水没しそう。ついで、水没しないまでも地震とかで止まったとき、かなり注意してみているのですけど、非常出口が見あたらない。正常でも見つけにくいのに、パニックになったときはどうなるんだろう。
日常でも、都内で地下鉄に乗るのは極力避けて、多少なら歩きます。だって地震が起こったら、人々が正常に行動するとは思えないから。地上だと、新潟で地震が起こって新幹線が止まったときに、乗客が平静に行動していたから。
そして地上だって危ない。地震が起こったらあの看板とか、このガラスとか落ちてくるなと思って(かつて「日本沈没」という映画で見たシーンが強烈だったので)、なるべくひさしの下か、落下物が届かないくらい距離があるところを歩きます。
高校の頃、地学の先生が、東京に出張しても絶対に泊まらず、必要最小限の滞在時間で逃げるように帰っていた気持ち、この歳になってようやく分かってきました。そう言えば、その先生が言ってました。関西に地震が少ないなんてとんでもない誤解だ。特に新幹線が通っている神戸あたりが危ない。あそこで新幹線が動いているときに地震が来たら、どんなことになるやらと。その通りになりました。不幸中の幸いで、まだ交通が本格的に動き出す前でしたが。

追伸:14時開催の大津での会議。10:20発12:43京都着ののぞみに乗ろうとして何となく躊躇され、これだと13時には大津に着くから10分後のに乗ろうかとさえ思ったのですが「でも事態は変わらない」となぜか思って、それでも何か起こりそうな気がして、何度も新幹線には乗っているのに今日に限って上記記事を書いたら「不審者が立ち入ったのでしばらく停止します」とのアナウンス。
これは長くなりそうと会議主催者に「遅れるかも」と携帯メール。次にワゴン販売を探しに行ったら6号車で発見。コーヒーやサンドイッチは既に無くなっていましたが、リンゴジュースとピーカンいちじく入りの、マドレーヌみたく厚いクッキーをゲット。普段も昼はこれくらいなのでまあよかったと安堵し、「みなさん、行動早いですね」と販売担当のお嬢さんと雑談して戻る途中、「人身事故となりました。」とのアナウンス。不審者によって石とか置かれてたらいやだなと思っていたのですが、覚悟の自殺だったようです。どんな気持ちで線路に降りたのかと思うと、いたたまれないです。
11時50分現在、40分遅れで動き出しました。前の電車も止まっていたので、ところどころ徐行運転になるようです。
それにしても、今回のようないわゆる「虫の知らせ」って、どういうメカニズムなのでしょう。年に2,3度はこんな感じの「やっぱり」ということがあります。