昨日12月1日は、恒例の修士論文中間発表会でした。海域・陸域あわせて48枚のポスターを、1時間づつ2回に分けて発表。
何となくいつも、まずFSホール、次にホール出口のラウンジ、最後にいつもは環境系案内のあるスペースと進みます。今回はそれがあだになり、個人的に面白い!と思った海域のポスターにトラップされてしまい、陸域で日頃気にかけていた学生さんのポスター(どちらも環境系案内スペースにあった)にたどりつけませんでした。研究室ゼミで山室対策をしていたというI君からは発表会後の忘年会で、「先生、てっきり今日はいないのかと思いました」と言われてしまいました。ごめんね〜!
トラップされてしまったテーマは、サンゴの石灰化、低分子溶存有機物のキャラクタリゼーション、釜石湾口防波堤、多摩川河口域干潟のカニ(付着藻類を食べてると思われていたカニたち、同位体からはゴカイを食べることになっていて、実際、そういう目撃情報もあるんですって!)、海洋底に堆積する大型藻類、有明海のスナメリ。何で陸域の教員が。。。と思われそうですが、実は私が今書いている本などは、上記の内容と関係する部分が多いのです。
逆に陸域の話題(森林とか景観とか)について、もう少し基礎を勉強しないと学生さんにまともなコメントできないなぁ、と思ったりしました。この面でも、ごめんね、です。