つくば地形教室「一宮川ジオツアー」

地形学巡検のご案内です。
私が学部生の頃の東大地理学教室の教員は、概して、学生を放任して自主的に研究させていました。放り出された学生達は先輩の調査手伝いや、他大学の巡検に自主的に参加してノーハウを蓄積していました。東大の先輩について北アルプスの泥炭地でボーリングしたり、法政大学の巡検で大磯丘陵でテフらの層序を勉強したりなど、テーマが汽水湖の多毛類に落ち着くまではいろんなところに行っていた思い出があります。
地理が地球惑星に統合されてからは、どんな感じなのでしょう。

=====================
つくば地形教室「一宮川ジオツアー」
九十九里南部の一宮川流域の地形を見て、房総半島の地形発達過程を詳しく見るための視点を討議しましょう。
たとえば、後氷期の海面上昇過程での地形変化が鹿島台地、下総台地屏風ヶ浦でなぜ違ったのかを理解するために。
===================
日 時:2010年2月20日(土) 午前7時〜午後7時半 
案内者:松井宏友・牧野泰彦(茨城大)  小雨決行
池田 宏(つくば地形教室)
集 合:午前7時 池田 宏 宅 車で現地へ向かいます。
現地集合:午前10時15分 JR外房線上総一ノ宮駅
午前10時半 一宮川右岸の国民宿舎一宮荘脇の海岸(新一宮大橋を南へ渡って直ぐに左折し、川沿いに海岸へ)
現地解散:午後4時頃 JR外房線茂原駅
持ち物:昼食(途中で購入可能)、雨具、調査用具
地形図:2万5千分の1(四天木、東浪見)、茂原、上総一宮、海士有木、鶴舞
参加費用:つくばからの人はガソリン代など千円程度
参加申込み:E-mail などで、2月10日までに
====================
〒305−0051 つくば市 二の宮 2−16−2
電話 029−851−4028
E-mail:tsrfh511@ybb.ne.jp      池田 宏