IGBP(地球圏−生物圏国際協同研究計画)のニュースレターGlobal Change magazineの最新号に、「Immigrant Ozone?」というタイトルの囲み記事がありました。アジアからのオゾンが北アメリカ西部にまで達して、同地域のオゾン濃度を上昇させている可能性があると指摘。その上で、オゾンの問題は一国だけでは限度があり、国際的に規制する枠組みを作るべきだとしています。
大陸由来窒素酸化物だけでなく、日本海側を中心に大変な被害をもたらしている漂流ゴミ問題も、一国だけで対処できるものではありません。この問題も、そのうちにハワイあたりまでゴミが到達するようになって、ようやく国際的規制が求められることになるのでしょうか。