8月22日に行われた水草研究会の淀川巡検では、子供の頃に遊んでいた場所がポイントになっていました。
1970年前後の寝屋川市太間付近の淀川では、堤防から下はグズグズのヨシ原とワンドでした。今の川岸はすっかり樹林化して、地面は乾燥しています。
ワンドにはミズヒマワリが咲いていました。今の子供達がセイヨウタンポポに慣れきっていて、白いタンポポを見ると逆に外来種と思ってしまうかもしれないように、こんな変な川と外来種が原風景になってしまうのでしょうね。
実家近くの枚方の水路では、日本では今のところ関西にだけ侵入しているヒロハオモダカが群落を作っていました。この水草が繁茂する様子も、いつのまにか日本の風景になってしまいそうです。