28日は本郷で開催された「男女共同参画室進学促進部会」に出席しました。8月4日に開催された 「オープンキャンパス女子学生コース」でのアンケート結果が紹介されました。
それまでの会合でも、東大の女子学生比率が伸び悩む理由として、保護者の意識の影響が大きいのではないかと指摘されていました。今回のアンケートにも
「理系進学、そのうえ東大、というと、多くの保護者は「女だてらに。。。」「嫁に行けない」「親の面倒を見てほしいのに田舎には帰ってこない」などと考え、反対する保護者が多い。まずは保護者の説得が最も大切なように思う。」との意見がありました。
この意見から見える「親の考え方」は、女の子は結婚して実家近くで家庭を築き、そこで旦那さんに養われつつ、年老いた実家の両親の世話をする、でしょうか。この厳しい社会情勢で、親もそこまで人任せ(=将来の旦那さん任せ)でやっていけるとは思っていないでしょうから、親と冷静に将来を話し合うことで、違った方向が見えてくるのではないかと期待したいところです。