受験案内の不親切

「国立大学の案内って、私立と比べて意味不明だし不親切!」受験願書と同時に入寮希望も出さねばならなかったと、合格してから知って後の祭りだった息子が激怒してました。「そんなの、ふつ〜は合格してからの手続きで希望出すと思うだろう?そうでないなら分かりやすく書いとくべきだ」
確かに不親切なかもと、うちの大学に関しても思いました。
今週火曜の陸水ゼミに、わざわざフィリピンから見学に来た学生さんがいました。ゼミの後、外国人入試については留学生のI君に話を聞けば?と紹介したところ、ややあってI君とその学生さんが連れだってやってきました。
「先生、明日いますか?もし落ちた時に研究生したいっていうから、明日、書類書きに来た方がいい。」とI君。「え?それって、落ちてからじゃダメなの?修士の出願でさえ来月末なのに。」「先生、外国人の研究生出願は、この月で終わり。急がないと間に合わない。」
そんな馬鹿なと研究科のホームページを見たら、I君が言った通りでした。外国人の研究生出願期間は4月1日から5月31日、日本人は8月9日から8月31日。フィリピン人の学生さん、たまたまI君が研究生を経て修士を受験していたので情報を得ることができましたが、そうでなければ後の祭りだったかも。
大学の受験生を持つ親御さんには、ウチみたくならないためにも、親もつぶさに案内を読んだ方がよさそうです(息子に言わせると、今の親は当たり前にそうしているとのことですが)。