東日本大震災 報道記録写真から被害を読み解く意見交換会

7月14日に開催された表記の交換会の様子が、ユーストリームで公開されています。
http://www.ustream.tv/recorded/15986048
参加された方によると、「写真」をキーワードにして、専門分野や立場、目的の違いによる写真の取り方の違い、1枚の写真から読み取れる多くの情報の見方などが議論されたようです。
その方も書かれていますが、「伝えるプロである報道関係者とのコラボ」は地学の重要性を国民に理解しただく上でも重要になってくると思われます。
下記は、この意見交換会の案内にあった「開催目的」です。

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東日本大震災を受け、研究機関や技術企業、報道機関をはじめ様々な方が現地に赴き、被害状況記録を撮られた方も多いと思います。一方で、今回の震災は、被害が広域でかつ、地域により被害の状況が大きく異なることから、被害全体を包括的に把握するために現地をくまなく調査することは非常に厳しい状況です。
そこで、本企画では、発災翌日から被災地を横断的、かつ継続的に調査し、数々の記録写真を撮影された報道カメラマン・冨田きよむ氏と地震工学、土木工学分野の専門家による、報道記録写真をもとに被害を読み解く意見交換会を開催いたします。冨田カメラマンは、これまで国内の災害のみならず、四川地震の際にも現地に赴いています。当日は、記録写真から過去の大災害と東日本大震災との比較についても触れます。