宍道湖の堆積物

4日は宍道湖7地点で堆積物を採取しました。直径約10cmのアクリルパイプを使って50cm分を採取。東西南北どの地点でも、1990年代よりも下の写真に見えている黒色の還元層が、半分くらいに減っている感じでした。有機物の蓄積という点では、宍道湖の環境やよい方向に向かっているようです。

採取したコアは全部で約40本。これを約0.5mm、0.25mm、0.1mmにふるい分ける作業は1日で終わりっこないだろうと思っていたのですが、K君が考案した新兵器について、Kさんが思いがけない使い方を提案下さって、考えていた以上に効率的に篩うことができました。下の写真がその驚異の使い方なのですが、泥篩いに苦労した方でないと、何の事やら。。。でしょうね。