化学物質問題市民研究会発行のピコ通信155号に、「○○バスの薬剤散布に困っています」との投稿が掲載されていました。その投稿によると、名鉄バスでは殺虫剤を使用せずに、清掃だけで害虫発生を防いでいるとのことです。
CSの方が反応する化学物質は、反応していない方にとって必ずしも無毒ではありません。化学物質を使わないのが当たり前との方向に、業界全体で取り組んでいただければと思います。
以下、投稿の一部をペーストしました。
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私の化学物質過敏症 (CS)の子どもが、バス通学をすることになりました。唯一の交通機関である○○バスは、私を含めCS 患者の多くが、乗ると体調不良を起こしてしまいます。
問題を解決しないと乗れないので、これを機会にバス会社に問い合わせてみました。
その結果、毎月1回、害虫駆除の名目で、スミチオン(フェニトロチオン)が散布されていました。子どもの事情を話し、何とか別の方法で対処をお願いしたのですが、満足のいく回答は得られませんでした。
「月1回の散布は譲れません。薬も、以下の3つのどれかしか使えません」という内容でした。
(1) スミチオン ・・・ 有機リン系
(2) エクスミン乳剤ES(住化エンピロサイエンス) ・・・ ピレスロイド系
(3) 水性ゴキラートES(住化エンピロサインス) ・・・ ピレスロイド系
薬剤の知識が乏しい私には、この3つのどれがマシか判断できません。インターネットで見つけた有機リン、ピレスロイドの有害性を見ればなおさら判断がつきかねます。
友人に相談すると、名古屋のバス(名鉄バス、市営バス)は、もう6〜7年前から、全く殺虫剤を使っていないと知らせてくれました。名古屋市営バスは、デッキブラシを使った水洗い清掃のみで害虫発生もなく、なんの問題もありませんでした。過去に、殺虫剤が原因と疑われる健康被害の報告があったのがきっかけで、改善したとのことでした。
ー以下、省略ー
☆この号も、いつものように私の部屋の扉に貼っておきます。