池田先生による、つくば地形教室のお知らせです。戦後最大級の崩壊となった台風12号豪雨による地すべりの報告や、地形実験です。興味のある方前日までにメールや電話でお知らせください、とのことです。
日 時:2011年10月20日(木)午後6時〜8時(5時半開場)
(お弁当などを持って早めに来ていただければ、夕食を食べながら講演を聴けます。飲み物はいろいろあります。)
会場:つくば市二の宮 2−16−2 池田 宏宅(夢空間)
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1.木村克己(産総研):四万十帯付加体地質から見た十津川流域の地すべり
地盤工学会,応用地質学会,地質学会の合同で現地調査した結果、台風12号豪雨による地すべりの大半が泥質メランジュで発生した流れ盤地すべりで、岩盤と大量の崩積土が崩壊したこと、地すべりが発生した地点には過去の地すべり地形が認められることがわかった。
2.平石成美((財)深田地質研究所):十津川流域の地すべり発生場の地形
十津川流域の地すべり発生と長期的な地形発達との関係を調べた結果、調査地域に発達する2つの遷急線のうち、河床から約200m高い上位の遷急線形成が山体の大規模な重力変形と関連していることがわかった。
3.池田 宏(つくば地形教室):地すべり・崩壊に関する2,3の小型実験岩屑の流動を小型実験で観察して、地すべりや崩壊についての理解を深めましょう。
==========================池田 宏
電話 029−851−4028
E-mail:tsrfh511アットybb.ne.jp
☆近畿地方は雨が続いています。被害が拡大しませんように。。。