つくば脱出

原発事故直後、産総研の知人は奥様とお子様を関西に引っ越しさせました。無農薬玄米の共同購入をとりまとめてくれていた知人も、都内に移ったままです。
そして昨日、産総研の別の知人を久々に尋ねたら、車で宮崎から帰ってきたところと言います。阿見にお住まいだった娘さん一家が、今回の原発事故を機に脱サラして宮崎に移住し、農業を始めたのだそうです。それ以来、宮崎には何度も行かれているとか。
つくばでも局所的に放射線が高いところがあるそうですし(私自身は線量計持っておらず、口コミ情報です)、実際、野菜は汚染されていたことがありますし、何より今後霞ヶ浦にそれらが少しづつ入って蓄積していくとしたら、水道水源なので心配ではあります。息子は4月から大学進学で遠方に住んでいるのですが、娘も西日本の寮がある高校に進学させた方がよいかもしれないと思ったりします。
ただ面白いのは、産総研の知人にしろ私自身にしろ、自身はつくばから出て行く気がないところ。50歳過ぎてることですし、放射線以外にこれまで蓄積してきた変異原のリスクを考えれば、いまさらじたばたしても、という感じでしょうか。