東京湾では水温が高い時期に、深いところの海水が酸欠状態になります。その酸欠海水がアサリなどが豊富に住む浅いところまで昇ってくると(青く見えるので青潮と言います)、大量斃死が起こります。
東京湾全体を曝気して好気的にするのは現実的ではなくても、動物の多様性が高くて、かつ青潮被害が起こりやすい所を水理モデルなどから選定して、局所的に効率よく曝気することでオアシス的に生物多様性を保てるのではないか。
そう考えて「海のオアシス」というタイトルで、環境省の公募に申請しました。
この研究が採択されれば、久々に特許も取れそうです。