学位を取るまでは結構言われましたね。
「君は文章が下手だ。知らない仲ではないからハッキリ言うが、これでは何を言いたいのか全く分からない。」
忘れもしない、鎮西清高先生からの査読結果の手紙で、ボロカスに書かれてました。修論も博士論文も、地理学科の先輩にことごとく直されました。
口頭発表もかなり言われました。「話し方がバカっぽい」とか。
くやしいのでNHKのアナウンサー通信講座を受講して、カセットテープに音読を吹き込んで添削してもらいました。あれで多少は改善されたような気がします。
書く方も就職してからは、下手だとか、何を言いたいのか分からないと言われることは無くなりました。きついことを敢えて言ってくれた方々のおかげだと思います。
指導している学生さんの文章、見る度に絶句するのですが、私の文章もきっと絶句させてたんだろうと思って、気を取り直しています。
ただし私がいた頃の地理学教室は、特に私の指導教員は、「指導しないことが指導」だったのに、今はそうではないのはちょっと不公平。。。