生体と電磁波

化学物質過敏症支援センターの会報最新号に「生体と電磁波 出版記念講演会I」との記事がありました。冒頭の書籍紹介は、出版社の案内よりも本書の意義が分かりやすく書かれていると思いました(下記)。
記事には著書のお一人の講演内容がまとめられていました。工学が専門の方で、地下鉄で携帯電話を使えるようにしたことにより、乗務員が基地局のそばで電磁波を四六時中浴びているのと同じ事になっているのではないかと危惧されていました。また外国では今や生活の必需品となった携帯電話の電磁波について、具体的にリスク回避の方法が示されているようです。
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本書は電磁波についての科学的・技術的説明から始まり、電磁波による生体への影響についての医学的な基礎研究、電磁波障害の臨床例、さらには将来への提案、技術的な対策までを示す。電磁波は周波数が異なれば物理的なエネルギーや生体とのかかわり方が異なる。電磁波に曝露されたとき、細胞や組織、器官などのレベルではどのようなことが起こっているのか、最新の文献とともに詳述した日本初の医学・工学連携の専門書。

生体と電磁波

生体と電磁波