H君帰国

昨日、陸水研で2番目に学位を取得したH君がフィリピンに帰国しました。奥様と2人のお嬢さんを置いて修士2年、博士3年、ポスドク2年、計7年を日本で過ごしてきました。
「フィリピンに帰って、たとえ助手などの職があっても、研究費はほとんどない。だから僕はできるだけ海外にいて、帰国してから研究できるだけのお金を稼いで帰る。」と言っていたH君。動物分類をメインに研究していたので、帰国して職が無くても、分類の仕事は続けられるのかなと思っています。
月曜日に大学に挨拶に寄りたいとメールが来たのは日曜。「え?明日は祝日だよ?」と返事したら、案の定そのことを知らなくて、何かの書類を取りに行くついでに寄ろうとしていたようです。書類は後日郵送をお願いするとのことでした。
今頃はようやく一緒に過ごせる家族の元で一段落していることでしょう。