「テルマエロマエ」著者ヤマザキマリ様のインタビュー記事

土木学会誌 vol.97 no.9 September 2012が発行されました。
コミック「テルマエロマエ」の著者・ヤマザキマリ様のインタビュー記事が掲載されています。古代ローマの浴場技師ルシウスの目線から今の日本の土木について語っていただきたくて、編集委員会に提案した企画です。ヤマザキ様ならきっとこう考えているだろうなぁ、と思っていた通りのお話でした。下記でご覧になれます。
http://www.jsce.or.jp/journal/konohito/201209.pdf
ヤマザキ様が単身イタリアに留学された年齢で私もアメリカに留学していて、物事のとらえ方に似たところがあるように思いました。そのためかインタビューが終わっても、昔のポッタン式トイレの経験とか、アメリカ観とかの話題で盛り上がってました。
ところで、本号の「執筆者紹介」では私は上記のインタビューと「特集記事1」も担当していることになっています。でも特集記事1のインタビューの聞き手に、私の名前はありません。いったい何を担当したのか?
実はインタビュー当日にカメラマンさんの都合がつかず、私がカメラマンを務めたのでした。M先生の雰囲気が伝わる写真が撮れていたか雑誌を見るまで不安だったのですが、私が撮ったとは思えないほど、M先生らしい画像が載っていて安心しました(ここでご紹介できないのが残念。。。)。
編集委員のTさんのデジタル一眼レフが高性能だったこと、編集委員マニュアルの「角度を変える、もう一歩踏み込む」など写真の取り方に関する記載が適切だったこと、そして「ともかく200枚くらいとり続けて下さい」との学会事務局雑誌担当H様の指導がよかったおかげです。

(追伸)
本日22時からTBSの「情報7daysニュースキャスター」で脳脊髄液減少症が取り上げられる予定です。ただし突発的に大きなニュースが入ったときは延期になることがあるそうです。
(再追伸)
番組見ました。11時から10分間。小学校入学時から発症し、ずっと病名が分からなかった患者さん。病名が分かった時は嬉しかったという言葉は、この病気の患者さん共通でしょう。時には家族からも、単に怠けているだけと非難されてしまう脳脊髄液減少症。メカニズムに迫る患者の認定基準が第一だと思います。