9月7日付記事で、過去2年間41歳か42歳だった脳年齢測定で59歳と判定されたこと、その原因は頸椎椎間板ヘルニアの激痛を抑える為に処方されたトラムセット配合錠とリリカカプセルの副作用と考えられることを書きました。薬の副作用として公式に報告されていたのは視力低下と運動失調だったのですが、論文を書くのに欠かせない直感力も副作用でやられている気がしました。
日本では、頸椎椎間板ヘルニアは激痛だけでは手術に踏み切らず、腕が動かせなくなるまでは薬で痛みを抑えるのが相場のようで、整形外科4医院、脳外科1医院でそう言われました。韓国で手術したのは、腕が動かなくなるまで薬の副作用が続いたら、再び論文が書けなくなると考えたからでした。
思い切って手術した結果、トラムセットとリリカから解放され、思っていた通り論文執筆速度が回復しました。入院中に査読から返った論文の修正稿が完成、帰国してからも1ヶ月で5本、初稿や修正稿を投稿しました。交通事故前のペースにかなり近づきました。
そして鎮痛剤の副作用を疑うきっかけとなった脳年齢測定を行ったところ、見事に41歳に戻っていました。やっぱり副作用だと確信しました。韓国で手術して、本当に良かったです。
でも41歳という脳年齢(実年齢は52歳)ではまだまだ不満です。私は37歳の時に遭った交通事故のおかげで脳脊髄液減少症になり、専門医の先生から「70歳以上並に脳が萎縮している」と言われる状態になりました。そう診断されたとき、「治るだけじゃ自分の人生として許せない。この脳でも仕事を続けられるよう工夫してきた経験をいかして、70歳を超えても事故に遭った37歳並の脳年齢を保つ方法を見つけよう。」と決めました。
あと4歳分、脳を鍛えて若返らせる方法の模索が続きます。