鎮痛剤と脳

15年前の交通事故以来、頭痛やら首の痛みの処方として常に鎮痛剤を服用してきました。脳脊髄液減少症の治療として3度ブラッドパッチを受け、その後アミノ酸を服用してから、頭痛や疲労感などの脳脊髄液減少症の症状はかなりよくなりました。昨年の6月にはこのブログで「あとは英語と首の痛みだけ」と書いています。
その首の痛みの原因が頸椎椎間板ヘルニアだったと分かったのが2011年12月、そして韓国で手術を受けたのが今年の10月。11月半ばからは韓国の病院で処方された薬も無くなり、15年ぶりに何も薬を飲まない生活が復活しました。
この間、鎮痛剤が脳によくないことが脳年齢テストの結果から判明したことを11月19日付記事で書きましたが、英語が全然戻らなかったのも鎮痛剤のせいかもしれません。
実は一昨日、急用があってアメリカ人と電話で話しました。そのアメリカ人とは6月頃に対面で話した際にしどろもどろだったので、全然通じないことも覚悟していました。高校でアメリカに留学したときも、面と向かっては会話できるのに、電話だと相手が言っていることが分かりにくかったからです。ところが半年前とは比較にならないくらい会話が流れて、特に、単語が出てこないとき以外は英語で考えて話していたのが、本当に久しぶりの経験でした。
なぜ鎮痛剤が英語脳を特に阻害するのかメカニズムは分かりませんが、脳年齢の例もありますし、鎮痛剤が脳の高次機能に何らかの影響を与えることは確かだと思います。